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かんつりろーど

■■ア・バアオ・ク(´・ω・`)■■

投稿日時:2011/01/17(月) 15:57



アングリングファン編集部 “かんつりーろーど。”


ネット検索のある現在では、簡単に世の出来事や事象を知る事ができる。

しかし一昔前、ネットがない、或は不完全だった時代は自ら調べるしか他に無かった。


ガンダムというアニメが在って、現在もとても人気があるのだが、当時小学生だったわたしは5歳下の妹の意向もあって同時間帯には「マンガはじめて物語」を見ていたような気がする。

そう、あのピンク色の悪魔・モグタンである。歴史の勉強にはなったかな~というマンガだった。

しかし、ガンダムもガンダムで、小学四年生と言う微妙なお年頃だった自分には結構興味深いものがあった。


カイシデン

ソロモン


あーこれはだいにじせかいたいせんのマンガなんだな、と思った少年は、その視線でこのガンダムをモグタンごしに見ていた(妹がテレビから離脱したときなど)。

しかしそれが製作スタッフのお遊びなのかオマージュなのかは知らないが、全く戦争とは関係のないことを知ったときはちょっと虚しくなった(本当にあむろなんて名字が沖縄地方に多くあったことを知ればさらに戦争と繋げたかもしれないが)。

しかし坂井、西沢といった撃墜王が出て来るんじゃないか、なんてウキウキしてた小学生は間違いなく異常だったし、少し(かなり)変わっていたと思う。





そんななか「ア・バアオ・クー」という名称が本編に出て来る。



「ガンダム」「ザク」なんてのはマンガ用に作った名前でしょ、と馬鹿にしていたが、これだけはなんとも雰囲気のある名称で、ずっと知りたかった。

友達にも聞いたし、先生にも聞いたような…(気がする)。





さて、ここからは信じるか信じないかは別だが、このあとガンダムは映画となり、と同時にわたしは札幌から埼玉に引っ越している。


1981年、新宿アルタ前で、当時ガンダムの映画のお祭り騒ぎがあったのだが、今思うとこの数日前だったらしいのだが、わたしはあるおじさんが歩いているのを発見する。


見てくれは普通の眼鏡のおじさん。でも、見た事あるな~このひと…と思った。

周囲に変なファイルだか、本のようなものを持っている変な兄ちゃんもたくさんいた。そう、ガンダムのことを何かしら話していた。

それが新宿アルタ前付近だった。



今でこそ新宿アルタ前は普通の街並だが、当時は法律的にも色々とあいまいで、ヤクザ、チンピラ、売春婦となんでもアリで、田舎者が歩けば間違いなくカモにされていた状況だった。

小学生には恐い街、という記憶しか無い。




しかしなぜか衝動的に、その眼鏡をかけた人に聞きたくなった。

どうしても。



「ア・バアオ・クー」ってなんですか?

……と。












幻獣辞典なんて文学作品、知らないよね……普通…



オタク、なんて言葉はまだ無かった時代。





本をたくさん読もう……そう思った小学生時代だった…
(´・ω・`)




続く


編A


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