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かんつりろーど

★MAX田中トラキン エキスパート戦 奮戦記その1★

投稿日時:2010/04/04(日) 20:26


アングリングファン編集部 “かんつりーろーど。”


※以下敬称略


MAX田中・トラウトキング選手権

エキスパート戦 奮戦記その1 






見事トライアウト優勝を飾り、颯爽とトラキン最高峰クラス・エキスパート戦に参戦したMAX田中。



「あ、お疲れ様です…今日は取材ですよねえ?」


緊張感はありながらも明るく、楽しそうな表情だった。


彼はロデオフィッシュでの予選準備に余念がなかった。


くじ引き、結構大切ですよね、と余裕の表情は続く。





千早川、柿田川と1、2戦と戦いながら、しかし中々その本領は発揮できず、130ポイントで30位タイ。


全参加者中、ほぼ中央のランキングで臨んだロデオフィッシュ最終戦だった。




もちろん表彰台レベルの逆転があれば、エキスパート残留はもちろんのこと、シングルランカーも標的にあっただろう。


笑顔を見せながらも、並々ならぬ気合で最後のエキスパート戦に望んでいたはずである。





当日は気温も低く、雲が空を覆う朝イチ状況。


予選はポンド両側から同時にキャストする方式のため、そのプレッシャーからどんどん沖にトラウトが集まっていく。


しかしロングキャスト&的確なカラーローテで1、2回戦を難なく突破していくMAX田中。


その鮮やかな大活躍は、エキスパート戦初参戦とは思えないほどだった。



特に派手目の放流系から色目を下げた判断は実に的確なタイミングで、ラストの追い込み匹数はこの賭けが見事成功したに他ならない。



ライバルを圧倒していた2回戦終盤、あろうことか3回戦のプラまで始めてしまう余裕さえあったのである(追いつかれそうになったのはご愛嬌だが)。



「いや、うーん調子いいですよね。最後危なかったけど、なんとかなりました」


と、プラを取り入れたことも次につなげる好材料として満足の表情。


実に頼もしく、このアングラーがトラキンを心から楽しんでいることが理解できた。





しかし3回戦。



最強・最悪の相手に出会ってしまう。


今大会、まさに2009~2010シーズン最強アングラーとしてトラキン最終戦に乗り込んでいた「中学生マイスター」杉山代悟である。



冷静沈着、中学生ながら豊富なトーナメント参戦経験と、着々とその実力を高めてきたヤングチャンピオン。


しかし雑誌社カメラを前にして、写真を一緒に撮影してくれることを快諾。


「あー写真ですね、いいですよ…」



アングリングファン編集部 “かんつりーろーど。”


ピースサインにサムアップはサービス、そして余裕だろうか。


3回戦程度で負けられはしない、と語るかのようなヤングチャンプの表情だった。



もちろん田中もマイスター相手に「絶対勝てる」と思ってはいなかったはず。しかし何があるか判らないのがトーナメント。



そして、3回戦まで一気に上り詰めた高揚感が彼を確実に昂ぶらせていた……。





(続く)




編A





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